【親子実験】音読を嫌がっていた息子が、自分から本を開くようになった理由
やったことより、「やめたこと」が大きかった話
音読を嫌がっていた息子が、ある日から自分で本を開くようになりました。
「ゲームは音読やってから!」
「え~、今日は音読やめとくわ」
母親と息子の押し問答も見慣れた風景になった。
娘は無類の本好きで、暇さえあれば本を読みます。
以前、読むものがなく家電の説明書を読んでいたこともあります。
「同じ姉弟でも違うもんだな~」そんな一言を妻は見逃してくれませんでした。
「のんきな事を言ってないで何とかして!」
おっと!こちらに飛び火しました。火事になる前になんとかしゃなきゃ。
さてさて、「頑張って読ませる」以外の方法はないのだろうか。
そんなことを考えたのが始まりでした。
音読が苦手だった息子
我が家の長男が小学校2年生の頃、
国語の音読がとても苦手でした。
「ちょうごくのきたのほうもんごるにはひろいそうげんがひろがっています」
名作「スーホの白い馬」を読んでも言葉の意味があまりわかっていないので
面白くないようです。
こんな名作の面白さを知らずにいるなんてもったいないな~、そう思いました。
体を動かすことが好きな子で、絵本にはあまり興味がありません。
冒険物なら興味があるかもしれないと思い、
冒険物語を勧めたこともありました。
でも、なかなかすらすらと読めません。
次第に、本そのものを手に取らなくなっていきました。
「読めない」のではなく「楽しくない」
息子が音読をする様子をよく観察すると、
・言葉や漢字の読み方が分からない
・音読がたどたどしくなる
・読んでいるうちに意味が分からなくなる
という状態でした。
あぁ、ここで息子の「学びの詰まり」が発生しているんだな、と構造が見えた瞬間です。
その状態で音読を続けても、
読むことが楽しくなるはずがありません。
そのとき思ったのは、
「読めない」のではなく、
読んでいて楽しくない構造になっているのではないか
ということでした。
オリジナルの物語を書いてみた
そこで、楽しく読める構造を考えました。
息子が好きそうな題材で、
オリジナルの物語を書いてみることにしたのです。
息子へのリサーチを重ねに重ね、ついに書き始めました。
名付けて「さとしの冒険」
当時好きだったポケモンをヒントに、
不思議な世界に迷い込んだ主人公さとしが
元の世界に戻るために冒険する
という設定にしました。
文章は小2で習う漢字だけを使い、
毎日1ページずつ、
続きが気になる形で終わるようにして渡してみました。
さらに、
「感情が体の色に表れる世界」
という設定も加え、
登場人物の気持ちが分かりやすいようにしました。
「パパ、早く続きが読みたいよ~」
最初は
「パパが書いた物語なんだけど、読んでみる?」
と声をかけても、反応は「ふーん」程度でした。
それでも少しずつ物語に入り込み、
やがて
「続きを早く書いて」
とせがむようになりました。
「たぶん、あいつと一緒に冒険にでるんだよな?」
読んだ後のそんな感想を聞きながら、
物語の展開も少しずつ変えていきました。
たった一人の読者のために書くオリジナルの物語。
しかも反応を見ながら展開を変えていく。
息子の反応をフィードバックとして受け取り、翌日の物語に反映させる。
まさにメーカーでの開発プロセスと同じ「親子実験」を繰り返していました。
後半になると、文章をすらすら読めるようになり、
だんだんと読むことへの抵抗も薄れていきました。
私がやめたこと
今振り返って思うのは、
息子のために私が「やったこと」よりも、
やめたことの方が大きかったのかもしれません。
それは、
「楽しくない状態で頑張らせること」
でした。
構造を少し変えてみる
読めないこと自体よりも、
「楽しくない状態で頑張らされること」
が、子どもを本から遠ざけていたのかもしれません。
同じような悩みを抱えている方も少なくないと思います。
すぐに真似をする必要はありませんが、
少し見方を変えて、構造を変えてみる。
この考え方は、
子育て以外の場面でも役に立つことがあると感じています。
今後、音読のために息子のために書いた「さとしの冒険」も
気になる人がいたら時々お届けしようかなと考えています。
音読が苦手なお子さんや読書を嫌いになって欲しくないと考えている方に
お届けすることが出来たらと思います。
頑張る前に仕組みを疑う
私は子育てで行き詰まると、「もっと頑張らせる」より先に「構造を変えられないか」を考えます。
生活のドラクエ化も、そんな実験の一つです。





自作の物語、すごいです!!
今だったらAIで手軽にできますね。絵本まで📕
あと、お父さんがそこに関与してるっていうのが私には衝撃でした💫
うちはパパの帰りが終電前後だったので、あの頃……。
だし、パパに解決を頼むより自分の方がこの手のことは得意と思っていたなぁ。。
この部分をパパに頼めるなんて、羨ましいです✨
国語、そして音読が全ての学習の基礎になるので、
慣れるまで大変ですが、こんな日々もきっと後で素晴らしい思い出になりますね💖
楽しくないは続かないですねd( ̄  ̄)
自分も日頃からなんでも楽しむ工夫をもう一度してみようと思います!!