「なんで計算する必要があるの?」そう聞かれた父が、息子を回転ずしへ連れて行った理由
答えられなかった父の、小さな実験
息子から返ってきた、答えに困る質問
「なんでこんなに計算する必要があるの?」
息子が小学3年生の頃、宿題を前にしてそう聞いてきました。
確かに。
一瞬、言葉に詰まりました。
私も、うまく答えられなかったのです。
「大人になったら使うから。」
「勉強だから。」
そんな答えでは、きっと息子は納得しません。
だったら、
説明するより、体験した方が早いかもしれない。
そう考えました。
計算が自然と必要になる場面を、生活の中に作ってみよう。
思いついた場所は、回転ずしでした。
回転ずしで始めた「計算の実験」
翌日、家族で回転ずしへ向かいました。
ただし、いつも通りではありません。
一つだけルールを作りました。
「一人1500円まで。」
さらに、
「家族4人で6000円以内。」
というルールも追加しました。
席に着くと息子はメモ帳を取り出しました。
サーモン 140円。
いくら 250円。
まぐろ 200円。
一皿書くたびに、横へ数字を書き足していきます。
「あと半分か……。」
何度も数字を書き直しています。
前半で使いすぎると、
後半にデザートが食べられない。
ポテトフライも気になる。
最後はサーモンで締めたい。
限られた予算の中で、
真剣に作戦を立てていました。
ここで少し驚きました。
宿題の計算問題では、なかなか鉛筆が進まない息子が、
この日は夢中になって筆算をしているのです。
そして最後。
サーモンをもう一皿追加すると、
80円だけ予算が余ることが分かりました。
息子は少し悔しそうな顔をします。
すると突然、
「いくら余ってる?」
「一緒にアイス頼んで半分こしない?」
いつの間にか息子は、
計算だけではなく、
交渉まで始めていたのです。
結局、二人の残り金額を合わせてアイスを注文しました。
おいしそうにアイスを食べる息子を見ながら、私は少しうれしくなりました。
子どもは「やる気」ではなく「意味」で動く
そして不思議なことに、
その後、息子は計算問題の宿題にも、以前より少し前向きに取り組むようになったと感じます。
たぶん息子は、
計算を覚えたのではありません。
計算する意味を見つけたのです。
子どもが動かないとき、
つい、
「やりなさい。」
と言ってしまいます。
でも今回、私は思いました。
子どもは、やる気だけでは動きません。
意味が見えたときに、自分から動き始める。
計算の宿題では動かなかった息子が、
回転ずしでは夢中で計算していました。
あの日、回転ずしで夢中になっていたのは、
寿司だけではありませんでした。
「計算する意味」
だったのだと思います。
あの日以来、
私は子どもが動かないとき、
「もっと頑張れ」
より先に、
「意味は見えているだろうか。」
と考えるようになりました。
頑張る前に仕組みを疑う
「意味が見える構造」を作ると、子どもは動き始めることがあります。
実は以前、空手でも同じことがありました。
「頑張れ」ではなく、「分かりやすい仕組み」を作ったら、息子の動きが変わった話です。






うちの舞台は駄菓子屋さんでした。
算数苦手な娘が必死に頭の中で計算して、合計が全く違って笑ったことを思い出しました🤣
今でも数学が苦手なのは、あの時ちゃんと紙とペンを用意してあげなかった親が悪かったなと反省です。
計算する意味✨
人は自分にとって必要だと思ったら学びたくなりますもんねぇ✨
回転寿司、ナイスアイデアですね!😃✨
そして、「交渉してきた」
これも、成長の一つですよね✨
まさに、私が今日下書きしてきた次の記事に書いた言葉でした♪🤭